後悔して死んでゆく人、満足して死ぬ人、を分ける一つのこと

人生

後悔して死んでゆく人、満足して死ぬ人、を分ける一つのこと

死ぬときに、「ああ、いい人生だった。楽しかった。ありがとう」と、満足しながら死んでいく人。

「あのとき、こうすればよかった」「なんでこんなことになったのか」と、後悔しながら死んでいく人。

この二つを分ける決定的なものは何でしょう。

死は、誰もが通る「道」

人は死ぬ。

身近な人。

親もいつか死ぬ。いつの間にか、自分が年を取り、子どものころに親しんでいた有名人たちが亡くなってゆく。

もう、自分もそうなのか。

やがて、死は自分にも降りかかってくる。

それを、どうにも止められない。

死に至るまでの2つの道

死に至るまでに、2つの道があります。

ひとつは、幸福な道。

人生の最期に、「いい人生だった。ありがとう」と、満足しながら死んでいける道。

もう1つは、不満足な道。

「ああ、あのときにこうすればよかった」「なんでこんなことになったのか」と、後悔しながら死んでいく道。

後悔して死んでゆく人、満足して死ぬ人、を分ける一つのこと

この両者の違いは、何でしょう。

ただ、一つのことに集約できます。

「今、あるものを大切にする」

天気予報や政治など、自分の力でどうしようもないことが、たくさんあります。

努力して、変えられるものであれば、変えましょう。

でも、死や老いなど、どうにもならないことを、どうするのか。

老いを受け入れ、今できることを考え、「今、あるものを大切にする」という考えがあるか、ないか。

それだけで、人生が大きく変わってきます。

「幸せ」の考え方

「幸せ」とは、その人がどう思い、どう感じるのか。

主観によるものです。

自分がどう考えるか、自分の「考え方」によって決まるものです。

「ない」と思うか、「ある」と思うか

幸せな晩年。

不満足な晩年。

この両者の違いは、老いてゆく自分を嘆き、「あれができなくなった」「これだけしか残されていない」と思うのか。

「ない」「ない」と、「ない」を数えながら生きるのか。

一方で、自分の老いを受け入れながら、まだこれはできる、あれも残っている、「まだ、これもある」「これもできる」、「ある」「ある」を大切にしながら生きるのか。

これだけのことで、人生は大きく変わってゆきます。

「ない」「ない」と、不満を抱えながら生きるのか。

「これはまだある」「これはまだできる」、「ある」「ある」と考えて生きるのか。

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