梅田・再開発2期に続き、阪急「大阪梅田駅」で大規模再開発
大阪新阪急ホテル、阪急三番街、阪急ターミナルビルを建て替え
阪急阪神ホールディングス(HD)は、阪急「大阪梅田駅」(大阪市北区)周辺の大規模再開発を進める。2024年度末に閉館する「大阪新阪急ホテル」や、ホテルに隣接する商業施設「阪急三番街」とオフィスビルの「阪急ターミナルビル」などを建て替える。JR大阪駅周辺の商業施設と新阪急ホテルがある場所を空中デッキで結ぶことも検討。2030年以降の開業を目指す。
梅田・再開発2期に続く、大規模再開発
JR大阪駅周辺は、“空中庭園展望台”で知られる梅田スカイビルなど、大阪観光の中心エリア。現在、JR大阪駅北側を対象に、三菱地所らによる「うめきた2期」が進められ、2024年の街びらき、2027年の全面開業を目指している。
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阪急阪神HDの各施設の建て替えが進むことで、大阪・梅田エリアの観光拠点としての機能がさらに高まる。JR大阪駅の周辺のビルが空中デッキで結ばれることになれば、大阪の顔、梅田に、巨大な“空中庭園”が出現することになりそうだ。
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阪急阪神HDは現在、阪神百貨店梅田本店と新阪急ビルの建て替えを進めている。2022年春の全面開業を予定。今後は、阪急「大阪梅田駅」周辺の再開発に乗り出す。駅舎の機能は維持し、鉄道の運行に影響がないようにする。
すでに新阪急ホテル(地上10階、地下2階)は、2024年度末の閉館が決まっている。約260店舗が入居する三番街(地上4階、地下4階)や、オフィスなどが入る駅南側のターミナルビル(地上17階、地下4階)も老朽化が目立ち、再開発の対象となっている。
再開発の事業スケジュールについては、阪急阪神HDが2022年春に発表する長期的な経営計画に盛り込む見通し。建て替えの順番や着工時期の本格検討に入り、大学などの誘致も念頭に、新たなビルの利用方法を検討していく。
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