【タイ観光】タイ旅行の再開はいつ?コロナで入国制限、最新情報は?
タイ政府 入国時の隔離を義務付け
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないタイ。経済の多くを観光産業に頼っているタイは、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)を条件に、「サンドボックス」や「サムイプラス」などで外国人観光客の受け入れを行ってきた。
しかし、ワクチンを接種しても多くの人たちが新型コロナウイルスに感染。ワクチン接種を条件に外国人観光旅行者の受け入れを始めたことが、思い切り裏目に出た格好だ。
この失策により、タイでも、オミクロン株のブレークスルーが相次ぎ、再びタイ国内で新型コロナウイルスの感染拡大を爆発的に増加。タイ政府は2022年1月7日、ワクチン接種者の入国時の隔離を免除する制度を無期限で停止すると発表した。タイに入国する場合は、7日間の隔離が義務づけられる。また、飲食店やバーなどでのアルコールの提供の制限も決めた。
新型コロナウイルスに既存のワクチンは効かない
ワクチンを打っても、打たなくても、新型コロナウイルスに感染。ワクチンを打てば、重症化を避けられるとされているが、もともと新型コロナウイルスは重症化する人が少なく、死亡者も少ないことから、米英を中心とする既存のワクチン接種が果たして有効なのか、どうか、大いに疑問視されている。
日本からのタイ入国が、2020年11月から隔離なしに
タイは2020年11月から、ワクチン接種証明書提示などを条件に、日本など低リスクの指定国63ヵ国からの入国者の隔離を免除していた。だが、オミクロン株の急増を受け、隔離免除制度を無期限で停止することに決めた。
タイでは、2022年当初から、新型コロナウイルスの感染者が急増。1月1日から、6日に報告された新規感染者は5775人と前日から48%増え、1月1日の感染者数の倍近くとなった。
タイでは、2回のワクチン接種を終えた人の割合は約69.1%。しかし、ブースター接種(3回目接種)を受けた人は10.9%にとどまっている。
これまでのタイ入国・出国の制限内容は次の通り。
・日本など、低リスクの指定国63の国・地域に限定し、ワクチン接種済みの観光客への隔離免除(検査結果待ちの1泊待機は必要)
■渡航予定日の7日前までに、入国登録証(Thailand Pass)の登録が必要。
登録後、Thailand Pass QR Code が発行。チェックインカウンターで搭乗手続きの時と、タイ到着時の入国手続き時に提示するが必要がある。
※隔離免除対象国のいずれかに連続して21日間以上滞在(もともと日本に住んでいる人など)し、下記の条件を満たす場合は隔離が免除される。
■飛行機でタイに入国
■タイ政府またはWHOが承認した新型コロナ・ワクチンを渡航の少なくとも14日間前までに接種完了し、英文の接種証明書を所持
■渡航前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書を所持
※コロナの罹患履歴を持つ者については、完治から3ヶ月以内であることを証明する書類が必要
■タイ政府健康安全基準認定宿舎(SHA+)または政府指定隔離宿舎(AQ)に指定されたホテルを1泊分予約
※支払い確認書が必要
■タイ到着時にPCR検査を受検
■PCR検査の陰性結果が出るまで指定のホテルで一晩待機
■滞在 6~7 日目(または症状がある時)に抗原検査(ATK)の受検が必要
■タイ滞在期間全てを対象とする、新型コロナウイルス感染症および関連疾患の治療費を含む最低約570万円の医療保険への加入
【プーケット、サンド・ボックスの利用】
※「サンドボックス・プログラム」とは?
国際線でタイへ入国する、新型コロナウイルスワクチン接種済みの外国人観光客は隔離措置が免除され、対象エリア内を自由に旅行できるというタイ政府が試験的に開始した観光再開計画のこと。
タイ南部のプーケット県を最初のモデル都市として2021年7月1日から始まった「サンドボックス・プログラム」。対象エリア(プーケット)にて7日間の滞在後は、タイ国内の他の地域への移動も可能となる。
「サンドボックス・プログラム」を利用してタイへ渡航する場合、旅行者は渡航前にThailand Passへの登録や、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の用意、航空券の手配、SHA+ホテルの予約、及び海外旅行保険への加入などを済ませる必要がある。
※サンドボックス・プログラム(プーケット・サンドボックスを除く)のタイランド・パスの新規申請は、2021年12月22日以降一時中止
■飛行機でタイの国際空港から入国
対象空港:スワンナブーム空港、ドンムアン空港、チェンマイ空港、プーケット空港、サムイ空港、ウタパオ空港、ブリラム空港
※ブリラム空港はチャーター便のみ
■タイ政府またはWHOが承認した新型コロナ・ワクチンを渡航の少なくとも14日間前までに接種完了し、証明する英文の接種証明書を所持
■渡航前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書を所持
※コロナの罹患履歴を持つ者については、完治から3ヶ月以内であることを証明する書類が必要
■SHA+に指定されたホテルを7泊分予約
※支払い確認書が必要
■タイ到着時にPCR検査を受検、陰性結果が判明するまで指定ホテルで待機
※到着空港に応じた、各サンド・ボックス・エリア内に7日間滞在が必要
■タイ滞在期間全てを対象とする、新型コロナウイルス感染症および関連疾患の治療費を含む最低約570万円の医療保険に加入
■滞在 6~7 日目(または症状がある時)に抗原検査(ATK)の受検が必要
タイの出国、日本への入国制限も厳しい
日本に入国する時は、タイ出国72時間前にタイ国内でPCR検査を受け、厚生労働省が指定する証明書を得て、タイの空港でのチェックイン時と日本入国時の検閲時に提示する必要があある。
タイの首都バンコクであれば、日本語が通じる医療機関もあるため、厚生労働省指定の陰性証明書に記名してくれる検査機関もある。地方は、あらかじめ調べておく必要がある。
■日本入国の際、検査証明書を出している病院は以下の通り。
・Samitivej Sukhumvit Hospital(スクムビット)
電話:0-2022-2222
住所:133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua, Vadhana, Bangkok 10110
・Samitivej Sriracha Hospital(シラチャー)
電話:0-3832-0300
住所:8 Soi Laemket, Jermompol Rd., Sriracha Chonburi 20110
・Samitivej Srinakarin Hospital(シーナカリン)
電話:0-2022-2222
住所:488 Srinakarin Rd., Suanluang, Bangkok 10250
・Samitivej Thonburi Hospital(トンブリ)
電話:0-2438-9000
住所:337, Somdet Phra Chao Tak Sin Rd, Khwaeng Samre, Khet Thon Buri, Krungthep
・Samitivej Chonburi Hospital(チョンブリ)
電話:0-2438-9000
住所:888/88 Village No.3, Sukhumvit Road, Ban Suan, Mueang District, Chonburi, 20000
・Samitivej Chinatown Hospital(チャイナタウン)
電話:2-118-7888
住所:624 Yaowaraj Road, Sumpuntawong Bangkok, 10100 Thailand.
まとめ タイ観光旅行!タイはいつ行ける?
どう考えても、タイに旅行に行けるのは、まだまだ当分先。今、行くのは、きわめてクレージー。お金も相当かかる。
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